女子マンガの手帖

女子マンガ研究家・小田真琴のブログです。主に素晴らしいマンガを褒め称えます。

サイゾーウーマン『まんが難民に捧ぐ、「女子まんが学入門」』始まりました。

サイゾーウーマンで連載が始まりました。


まんが難民に捧ぐ、「女子まんが学入門」
http://www.cyzowoman.com/2009/11/post_1173.html


3回目までは「女子まんが」の成立を、『スラムダンク』『ハッピー・マニア』という2つの作品を通じて、大まかに解説いたします。そういうわけでちょっと文章が堅いのですが、あまり気にしないでください(押しつけ)。

今回は「序論の序論」ということでさまざまな作品に触れています。



企画もの丸出しのちょっとアレなまんが。



テレビ業界への生け贄。まんが自体は最高に面白いです。



もともと苦手なので今はもう読んでませんが、また誰かが死んだりクスリやったり自殺したり自分探ししたりしてるのでしょうか。



多メディア化してもっとも成功した作品ではないでしょうか。そろそろ最新巻(最終巻?)発売です。



「女子まんが」というジャンルはこのまんがによって決定づけられたと思います。



別マの底力。



初期少女まんがの代表的スポ根。第1部は「りぼん」に連載され、第2部は「花とゆめ」に連載されました。読み比べてみれば各誌の特徴と、山岸先生の作家としての深化がよくわかります。



普通に読んでも圧倒的に面白いですし、突っ込みながら読んでもやはり楽しい永遠の名作です。山本先生、せめて『7つの黄金郷』を完結させてから宗教活動に専念して欲しかったです…。



フィギュアシーズンになると読み返してしまいます。あと『白のファルーカ』。ついでに川原泉先生の『銀のロマンティック…わはは』。ポチがクワドラプル飛ぶところで毎度号泣ですよ!



物語も後半に入るとなぜか突然主人公がモテ始めるの法則。『SWAN』もそうですね。



よしなが先生の対談集。ファンアイテムですかね。羽海野先生とのキモい(笑)対談、三浦しをん先生との示唆に富む対談が面白いです。


今後とも宜しくお願いします。