「Grazia」8月号で「ややヤン」をゴリ押ししています。
「Grazia」8月号のこちらの企画でコメントしています。
「ややヤン(ややヤンキー)」というキーワードを捏造し、少女マンガに見る「一億総ややヤン化」についてコメントしています。いや、でもそれなりにお役には立つはず…!
少女マンガにおける「ヤンキー」はいつかちゃんと研究しなきゃなーと思っているテーマのひとつです。たとえば別マにおけるくらもち派=中産階級文化系女子と紡木派=ヤンキー女子の対立?の歴史であるとか。いくえみ先生はペンネームからしてくらもち先生の直系ではあるのですが、内容的には「(くらもち+紡木)÷2」なんじゃないかと考えています。そして現在の別マには紡木派はほとんど存在せず、その系譜は「クッキー」に吸収されたのかなー、とも思っています。
しかしそれらをすべて吹き飛ばすのが東村先生です。あらゆる価値観を越境し、縦横無尽に描くことのできる東村先生の表現者としての強さを、いま改めてリスペクトするものであります。
Grazia (グラツィア) 2013年 08月号 [雑誌]
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2013/07/05
- メディア: 雑誌
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